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Two-section vertical heat treatment furnace Continuous type

Two-section vertical heat treatment furnace Continuous type

タービンローターシャフトや大型船舶の推進軸などの長尺鍛造品を立てたまま加熱できる熱処理炉です。炉体を二分割構造にすることで製品を水平方向にハンドリングできますので、従来の深いピットや高揚程の天井クレーンを必要としません。 作業性と熱処理性能を両立させた地上設置型の当社独自の熱処理炉です。

特徴

省エネ

炉体分割移動や独自のシール方式により侵入空気を防止するため、従来の熱処理方式と比べ電力使用量が約20%削減でき、脱炭素化を実現できます。

安全性

軸材のセット、取り出し作業は炉体分割構造により実現できるため、クレーンで炉高まで軸材を吊り上げなくてよく、作業の高い安全性に繋がります。

従来のピット式竪型熱処理炉
従来のピット式竪型熱処理炉の概要図

低コスト、短納期

ピットを必要最小限の深さに留めることができるため、基礎費用を大幅に削減することが可能です。また、設置場所に合わせた組立が可能であるため、一体構造での現地組立作業により据付期間を他方式と比較し25%削減できます。

炉体を船舶で輸送可能