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Rotary Type Heat Treatment Furnace

Rotary Type Heat Treatment Furnace

アルミ製品のT5,T6,T7などの熱処理を連続的に行う設備です。製品を、多段の処理スペース(棚)にロボットで自動挿入・抽出し、処理スペースを回転させて搬送、加熱します。各段と各ポジションの温度や風速を適正化するために流体解析を行い、構造の最適化を図っています。

特徴

省エネ

T6など高低温2種類の設備を使用される場合、高温設備側の排気ガスを低温設備で利用するオリジナル技術により投入熱量を削減することが可能です(特許取得)。
また、ロータリー式はウォーキングビーム式やローラーハース式と比べて、炉体がコンパクトで開口部も小さいため、炉体放散による熱損失や開口部からの熱損失を低減できます。
さらに、バスケットやトレーなどの治具を使用しないため、治具を加熱するためのエネルギーも削減することができます。
これらの効果を合わせて、設備全体で約30%省エネを達成可能です。

省人化

ロボットを利用して被加熱物を搬送するため、全自動生産により省人化を実現可能です。