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Walking Beam Type Heat Treatment Furnace

ウォーキングビーム搬送方式を用いた連続熱処理炉です。T2~T7まで幅広い処理が可能です。バスケットやトレーを用いず製品を搬送するバスケットレス方式のため、省エネルギーかつ製品ごとの温度ムラが発生しにくく、品質が安定します。

特徴

省エネ・メンテナンスコスト削減

搬送にバスケットやトレーを使用せず、製品だけを加熱できるため、エネルギーを削減することが可能です。また、加熱、冷却などで変形してしまうバスケットやトレーが不要なためメンテナンス費用な大幅に削減できます。

高品質

バスケットやトレーを使用して多量の製品を一度に焼入れする場合、焼入れ水槽の容量も大きくなるため水槽内で水温にばらつきが生じやすく、製品品質に影響を及ぼす恐れがあります。本設備では少量ずつ焼入れを行えるため、水温のばらつきが少なく製品品質の安定化を図ることができます。

オリジナル搬送システム(インテリジェントウォーキングビーム方式)

サイズが異なる製品(径が異なるアルミホイールなど)であっても自動的に最小ピッチで搬送できるインテリジェントウォーキングビーム方式(特許取得)を開発し、空間を無駄にしない効率的な搬送が可能です。さらに、独自の熱風循環方式と組み合わせて炉体のコンパクト化を図ることで、大きな省エネ効果が期待できます(炉表面積:約25%削減(当社比)、電力:30%削減(当社比))。