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排熱回収方法には
どんな種類がある?

排熱を利用して効率的に加熱をおこなう排熱回収には、様々な種類があり、それぞれ使用できる温度域や得られる省エネ効果が異なります。

リジェネレーティブシステム

通常、蓄熱体を内蔵した2個のバーナを1セットとし、燃焼と排気を短時間に交互に切り替えて使用します。一方のバーナが燃焼している間、もう一方のバーナは高温の排気ガスを蓄熱体を通して排気することで、蓄熱体に熱を蓄えます。逆にそのバーナが燃焼するときは、燃焼空気を高温の蓄熱体に通し予熱します。

例:リジェネバーナ、セルフリジェネバーナ、など

レキュペレータシステム

設備の排気ガスを熱交換器に通し、燃焼空気と熱交換をおこないます。

例:集中レキュペレータ(炉の排熱を一箇所に集約)+ホットエアバーナ、自己排熱回収型(=レキュバーナ:レキュペレータを内蔵したバーナ)

省エネ率 20-60%
全炉種対応