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インド自動車アルミ分野市場における技術提携締結

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当社(広島市安佐南区伴西三丁目1番2号 資本金:95百万円 社長:大田公生)は2015年12月に熱処理炉の製造販売やメンテナンス、熱処理受託加工サービス大手のDOWAサーモテック(株)(愛知県名古屋市瑞穂区浮島町19番1号 資本金:10億円 社長:住田敏郎)と技術提携し、インドにおいて自動車関連アルミ分野市場へ本格参入します。

インドは、その人口規模や地理的条件などの優位性から自動車産業の拡大が期待できる市場です。日系や欧米系の自動車メーカ、自動車部品メーカの進出意欲も旺盛であり、インドの年間自動車生産台数は2015年の400万台から2020年には700万台に増加するとも言われています。また、インド製自動車の半数以上は鋳鉄製エンジンが採用されており、今後は燃費向上のための車体の軽量化が進み、エンジンをはじめとした自動車部品へのアルミの採用が加速していく見込みです。

この度当社が技術提携を締結したDOWAサーモテック(株)はインドに現地法人子会社であるHIGHTEMP FURNACES Ltd.(以下、HTF)を持ち、熱処理炉の製造販売及びメンテナンス、さらに熱処理受託加工サービスと幅広い業務内容に加え、インドの主な自動車産業集積地に事業所を展開し、業歴30年に及ぶインドでもトップクラスの熱処理炉メーカです。

一方、当社は自動車関連のアルミ鋳造ライン向け溶解炉、熱処理炉等で海外を含め1,500基以上の納入実績を誇る工業炉専業メーカです。

今回の技術提携により、当社はタワー型溶解炉に加え、アルミ切粉溶解炉(ブリケット溶解、コンビネーション型溶解炉)及びその付帯設備であるエコキルン切粉乾燥装置に関する製造技術をHTFに対して供与します。

両社は速やかに上記設備の製造販売を開始し、各々が持つ強みを結集、各種施策を通じた相乗効果を発揮し、インドの自動車産業分野を中心としたアルミ関連事業の開拓に努めてまいります。